NABARI|株式会社名張ホールディングス

ParaRecolectar(パラレコレクター) 活用事例

焼結成形機、駆動モーターの振動を監視。異音で判断する従来の「カン・コツ」作業をみえる化!

課題
焼結部品成型機の駆動モーターが故障!ライン停止が発生!!

焼結部品成型工程において、駆動モーターの故障による設備停止が発生していた。

駆動モーターは故障の前に、異音や発熱があるが、日常の点検作業は行っておらず、また周辺の騒音が大きく、異音にも気遣いない状況であった。


導入
振動センサーで駆動モーターの振動を監視!

ParaRecolectarの6軸モーションセンサーを使用し、駆動モーターの振動値を測定。センサーはモーターのベアリング付近に設置した。

ParaRecolectarは8ポートセンサーが接続できるため、1設備あたり2センサー設置し、4設備を1台のParaRecolectarで管理。


結果
モーターが故障(停止)する前に異常を検知

従来は聴感で異常を確認しており、明確な基準がなかった。
また、点検は日常ルールとして設定されておらず、異常の検知精度は低かった。

ParaRecolectarモーションセンサーにて、モーター異常時(異音発生時)の振動加速度が大きくなることが検知できた。

正常な状態と異常な状態の間に閾値を設け、閾値を超えた場合に管理画面にアラートが表示されるように設定を行った。

効果

  • 設備停止時間の低減

  • 設備確認工数の低減

  • 異常発見のレスポンス改善

  • 判断基準の明確化(カン・コツの数値化)

今回の対応により、複数機台の駆動モーターの状況を一括で管理できるようになった。また、異常な状態にいち早く気付けるようになり、設備停止となる前に対策を打てるようになった。

データは自動で収集されるため、現場での確認工数や、作業者による判断のバラツキもなく、メンテナンスのタイミングを判断できるようになった。今後、データを蓄積しながら、閾値の見直しを進めていく。

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