NABARI|株式会社名張ホールディングス

P!tch DATA(ピッチデータ) 活用事例

設備停止していないのに作業遅れ?生産ピッチの見える化で原因箇所を特定!

課題
遅延原因を特定して作業効率アップ!

生産遅れに起因する残業時間が課題となっていた。しかし、大きな設備停止は無く、原因工程の把握が難しい。従来の調査方法である、各設備でのサイクルタイム計測は手作業のため工数がかかる。また、測定者によってデータの精度にバラつきがあることも難点であった。


導入
P!tch DATAを導入し、サイクルタイムを自動測定

調査したい設備のワーク通過センサに微弱DC電流センサを取り付け。1台あたりのサイクルタイムを自動測定し、収集データはグラフ化。正確かつ大量なデータ収集が可能となった。

 


結果
遅延原因を特定

ある設備で、サイクルタイムに対して2台に1台が遅れていることが判明。詳細に調査を行ったところ、取り出しポイント1のハンド下降速度が遅いことがわかった。

遅れていた取り出しポイント1のプログラム修正を行い、全数がサイクルタイムに間に合うようになった。

効果

・遅延原因特定

・調査工数低減

・残業時間短縮

今回の対応により、生産遅延の原因となる設備の洗い出しができた。アンドンに表示されない隠れた遅延原因に対策を行うことで、作業効率がアップし、残業時間の短縮にも繋がった。また、データは自動で収集されるため、現場での調査工数や、作業者による計測方法のバラツキもなく、一定の精度で日常的にデータ取得できるようになった。今後は、生産準備段階や設備製作時の能力評価としても活用したい。

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